「まだ全部テキストを読んでないから…」
「試験範囲の勉強がまだ全部終わってないから…」
「まだまだ知識が少ないから…」
独学者のみなさん。
こんな感じで3時間形式での実践さながらに問題を解くことを避けたりしてませんか?
法律系初学者であればあるほど、こんなことを思っているのじゃないでしょうか。
実は、勉強を開始した当初は私も、
「全然わかってないのに試験形式でやっても時間の無駄でしょ…」
こんな風に思っていました…
試験形式での勉強は早くからするべきである
しかし!
この法律系初学者がつい避けてしまう「試験形式での勉強」っていうのは、今になって思えばどんどん行うべきなんです。
憲法や商法をまだ勉強してなくても?
構いません。どんどんやるべきです。
記述なんて全然答えられなくても?
まったく問題ありません。やるべきです。
とにかくどんどん試験形式で3時間と時間を決めて本試験のつもりでやるべきです。
問題はいつの過去問でも構いません。どんどんやるべきです。
※直近の過去問なら一般財団法人行政書士試験研究センターのHPにあります。
私の感覚で言うなら、一ヶ月に一回くらいのペースで試験形式でやる時間を作ってもいいと思います。
なぜ試験形式の時間を作るべきなのか
なぜ私がこんなに強烈に試験形式での勉強を勧めるのか。
理由は3つ。
- 3時間の集中
- 自分で頭を使って考える
- 3時間(180分)への慣れ
これです。
まず「3時間の集中」ですが、これは大前提として、3時間本試験のつもりで本気で点数を獲るつもりで取り組むということが必要です。
そうすれば、普通に3時間テキストや過去問を解いて勉強するよりも遥かに集中して取り組むことが出来る、というより取り組まなければいけないはずです。
普段より集中して取り組むことが出来るということは、普段より問題を真剣に解く姿勢になるということであり、決して無駄な時間となることはありません。
そして「自分で頭を使って考える」ということに繋がってくるのですが、普段より問題を真剣に解く姿勢の中で、試験形式な訳ですからテキストを見ることは許されません。
っていうかテキスト見ちゃってたら、試験形式じゃなくなっちゃいますからねw
テキストを見れないということは、3時間は自分の頭のみで考えて解答を出さなければいけないというわけです。
これは力になりますよ~
3時間が終わる頃には、頭がかなり疲れている状態のはずです。
しかし、この自分の頭のみで真剣に考える作業は確実に頭を鍛えてくれますし、後々復習したときには、普通に勉強しているときよりも確実な知識となってくれるのです。
このときのポイントは、3時間試験形式の勉強を行って疲れたかもしれませんが、その後にしっかり復習をすることです。
ですから出来れば、試験形式の勉強をする日は一日中空いている日に行うことが理想かもしれませんね。
そして最後に「3時間(180分)への慣れ」ですが、本試験の180分という闘いの時間に慣れておくことは重要です。
もちろんシュミレーションを何回やっても、本試験の緊張感はまた違ったものになるでしょうから、「これでOK!」ということはないでしょう。
しかし、試験形式での勉強を繰り返していくことで、180分間の自分なりの闘い方を作り上げていくことが出来るはずです。
合格するためには、本試験の180分間で最高のパフォーマンスを発揮しなければいけません。
つまりこの180分間の闘い方を作り上げていく作業は、合格するための必須作業ということなのです。
以上3つが、私が試験形式での勉強を強烈にオススメする理由になります。
真剣に取り組む180分間とその後の復習
いずれにせよ、注意しなければならないことは、試験形式で3時間と時間を決めて取り組むにあたって、真剣に点数を獲るつもりでやらなければならないということです。
だらだらと3時間ただ単に問題を解いていくだけじゃ、意味がありません。
そしてその真剣に取り組んだ3時間の結果に対して、しっかりと復習することが大切です。
やりっ放しじゃ意味がありませんからね。
復習は出来ればその日のうちに取り組みたいところです。
全部とはいわずとも、気になった問題だけでもその日のうちには復習して解決しておきたいところです。
なぜなら、その日のうちに復習するのと次の日に復習するのでは、気になった問題に対する熱量に差が出てしまい、自分の知識としての身に付き具合にも差が出てくるからです。
ですから復習は出来るだけ早いうちに行いましょう。
この辺は勉強する上でのセルフマネジメントにも繋がってくる話しだと思います。
試験形式での学習。
騙されたと思って是非試してみた下さい!
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