デメキンの雑談

パレートの法則から考える行政書士試験の合格率

パレートの法則

さぁ合格発表まであと数週間となりました。

H26年度の行政書士試験の合格率は何パーセントとなるでしょうか。

ドキドキワクワクな人もいるのでしょうね!楽しみですね!

 

さて。今回はH27年度の行政書士試験の合格を目指している人へのちょっとしたお話です。

パレートの法則

突然ですが、みなさん「パレートの法則」ってご存知ですか?

 

80:20の法則

 

パレートの法則とは、

パレートの法則(パレートのほうそく)とは、経済において、全体の数値の大部分は、全体を構成するうちの一部の要素が生み出しているという説。80:20の法則、ばらつきの法則などと呼ばれることもあるが、本来は別のものである。イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレート(Vilfredo Federico Damaso Pareto)が発見した冪乗則である。経済以外にも自然現象や社会現象等様々な事例に当て嵌められることが多い。ウィキペディアより引用

 

というものでして、現在色々な事象に当てはめられて話されています。

例えば、

  • 販売店の売り上げの8割は、そのお店の全顧客の2割から生み出されている。
  • 商品の売り上げの8割は、全商品の2割から作られている。
  • 会社の売り上げの8割りは、全社員の2割から生み出されている。

みたいな感じです。

まぁざっくり言ってしまえば、「世の中の事象(特に経済)は、なんでも80:20で考えられるよ」って話しですね。

 

興味深いパレートの法則

 

この80:20の法則なんですが、わたし的には非常に興味深いなぁと思いました。

ほとんどが「ふむふむ」と納得出来てしまうわけですw

更には、この法則をちょっと派生させたもので

  • 集団とは、2割の優れた人と6割の普通な人と2割の落ちこぼれで必ず構成される

こんな話しもあるんですよ!

みなさんも世の中の色々な大きい集団に当てはめて考えてみて下さい。

「確かにそうかも~」って思いませんか!?

 

東大生の中でも落ちこぼれがいるってこと

 

この話しで興味深いことがあります。

例えば、優秀な進学校の高校に通っていた学生がいたとしましょう。

この学生は成績も学年トップなので、間違いなく学年の中では「2割の優れた人」に属します。

非常に優秀なのに加え、一所懸命勉強をして東大に合格しました。素晴らしいことです。

しかし、東大生となったこの学生は東大の自分が在籍するクラスでは、成績は下から数えて一桁台の成績でした。

つまり、東大生の中では「落ちこぼれの2割」に属してしまう、ということです。

 

…。

なんと言えばいいのでしょうか。

井の中の蛙。とか、、

まぁ上には上がいるってことなのか。。。

 

とにかく面白い話ですよね。

世間的に見たら「東大生」ってだけで、抜群に頭がいいってことは間違いない訳じゃないですか。

でも東大生の中で考えれば必ず「落ちこぼれ組」は存在してしまう訳です。

 

パレートの法則から行政書士試験合格率の話

 

さて。行政書士試験の話しです。

これらパレートの法則は、行政書士試験勉強組にも当てはめられるでしょう。

 

とても勉強を頑張っている2割の人。

普通に勉強はしている6割の人。

全然勉強してない2割の人。

 

合格というご褒美を貰えるのは、もちろん「とても勉強を頑張っている2割の人」に属している人だけです。

しかし!

行政書士試験の合格率から考えれば…

「とても勉強を頑張っている2割の人」の中から選りすぐりの人だけが「合格」というご褒美が貰えるってことです。

厳しい話しですが、行政書士試験勉強組の「とても勉強を頑張っている2割の人」に属しているだけでは、行政書士試験に100%合格することは出来ないということです。

 

ただ、運よく合格出来た私の経験から言わせてもらえれば、正にこのパレートの法則の通り、全体の2割くらいの人が合格してもおかしくない実力はあると思います。

2割の人の合格、不合格はホント細部の差で決まっていると思います。

記述での失敗。

一般知識での足きり。

その他ケアレスミス。

こんな感じで、行政書士試験もなかなか難しく上手いこと構成された試験ですから、合格出来る知識量や実力を持っていたとしても、ホント運悪く不合格となってしまったなんて場合もあり得るんですよ。。

 

全体の2割の更に2割を目指そう!

 

ですから、まず大切なことは「とても勉強を頑張っている2割の人」に属すということ。

これは合格を本気で目指しているのならマストです。

そして不必要に不安にならずに、自分の出来る限りのことをやって成長していくことが大切だと思います。

そして、「とても勉強を頑張っている2割の人」の中の、更に「とても勉強を頑張っている2割の人」に属してやる!くらいの気持ちで挑もうじゃありませんか!

こんな前向きで強い気持ちがとっても大切です。

 

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PS.

この時期から不必要に不安に思うことはありません。

とにかく必死で勉強を頑張りましょう。このとき大切な事は間違った勉強法で頑張らない事です。

大切なのは正しい勉強法で頑張る事。これが合格への一番の近道となります。

このブログでも私が経験したこと、学んだことから色々な勉強法を紹介していますので、疑問点等ありましたらなんなくお問い合わせ下さいませ。