行政書士試験の勉強法

見逃してはいけない!学習のゴールデンタイム。

学習のゴールデンタイム

勉強をすすめていくと、

「理由はわからないけど、なぜか集中出来た」

たまにこんな時間ってありませんか?

学習のゴールデンタイム

 

この時間をわたしは「学習のゴールデンタイム」と呼んでいました。

はい。勝手にですww

 

集中している時間とは

 

受験期間中にわたしはこの「なぜか集中できる時間」というものに関してよく考えていました。

集中している時間って、「集中している時間」には中々気付く事が出来ないものであり、後になってから集中して出来ていたなぁとか思うわけです。

よし!集中するぞ!

って意気込んで勉強に集中することも出来ないわけではないと思いますが、ここでいっている「集中している時間」というのは、「普段の集中して勉強している時間」よりも、「より一層集中している時間」のことを指しています。

「常により一層集中している時間を過ごせないかなぁ…」

とか無理な希望を抱きつつ…

この「より一層集中している時間」について考えた結果、わたしの中で「勉強により集中できる時間」は二つのカテゴリーに分けられることがわかりました。

一つ目は、「無意識のうちに集中している場合」であり、二つ目は、「能動的に勉強している場合」です。

 

無意識に集中している場合

 

一つ目のこの「無意識に集中している場合」っていうのは、無意識なわけですから自分で作り出すことは出来ませんよね。

でも調子がいいときなのか(いや、体調が悪いときとかでもあったような…)理由はわかりませんが、なぜか「今の一時間凄く集中出来た」なんてことがあったものです。

こーゆーときって時間が経つのも早いですよね。気付けばあっという間に一時間とか勉強しているような。

この時間は自分で作り出せない分、出来るだけ途中で遮られないことを祈るばかりでしょう。

 

能動的に勉強している場合

 

二つ目の「能動的に勉強している場合」はどうでしょうか。

これですよ、これ。

こちらに関して色々と考えたのです。

能動的ってことなので、自発的に勉強している、つまり、自分から勉強したくて勉強している状態のことです。

「そんな状態になれれば誰も苦労しねーよ!!!」

なんて声が聞こえてきそうですがww

 

でも、ですよ。実際わたしは受験勉強を続けていくうちにそーゆーいわゆる「能動的に」勉強している時間もあったんですよね。

そんなときは大体、「より一層集中している時間」に出会えたりするんです。

しかもそうなりやすい場面も発見したんです!

これぞ学習のゴールデンタイム!!!

 

能動的になりやすかったとき

 

私が能動的に(自発的に)勉強を出来て「より一層集中している時間」に出会えた場面を例に挙げますと、

  • 自分が気になったものを調べているとき
  • 模擬試験などの直後の学習

などが挙げられます。

 

まず、「自分が気になったものを調べているとき」ですが、これは自分から自発的にその論点や判例に興味、疑問を持って、その疑問を解決しているときのことです。

考えてみれば当たり前なんですよね。自分が気になって夢中に調べている状態なのですから。

みなさんも自分の興味のあること、好きな事をしている時は必然的に集中している時間になるわけじゃないですか。それと一緒です。

でも「無理矢理自発的に興味を持つ」ってのじゃ、ちょっと違うんですよね。

「自然と自分が興味を持つ」って状態じゃないとダメなんです。

この状態を狙って作り出すのは難しいはず。しかし出来るだけそうなるように自分で自分を仕向けることは可能なはずです。

方法としては、自分の身近な事柄に置き換えて考えてみるってことです。

例えば、債権法などの学習においては、自分が誰かに借金をした場合とか、そのシチュエーションの中に自分を入れてみるんです。

そうすることでちょっと事柄が身近なものに感じられ、興味が沸いてきやすくなりますよね。

法律系の勉強ってもともと興味がない人には、いまいち身近なものに感じられなかったりすると思うので、この自分をそのシチュエーションに組み込んで考えてみるってのはオススメだったりします。

 

続いて、「模擬試験などの直後の学習」ですが、これは鉄板でしたね~

ポイントは直後ってとこです。

やはり本気で点数を獲りにいっている分、直後は問題の内容だったりをよく覚えているわけです。そして正解だったか不正解だったかも凄く気になります。

この点では、私が利用した法律資格・公務員試験のスクール【伊藤塾】さんの模擬試験はベストオブベストでした。

だって模擬試験を申し込んだだけで(模擬試験の値段も安いしw)、試験を受けた直後にプロの講師の方の解説講義が無料で受けられるんですから。しかも侮る事なかれ、この無料講義が1時間半くらいはありました。

もうね、この講義の時間は滅茶苦茶集中して講義を聴けてましたよ。

更に言うなら、その無料講義の直後も喫茶店とかで無料講義で聞いた内容を復習したり、模試の気になった問題を解説冊子で確認して普段使っているテキストに書き込んでいったり。

関連記事⇒行政書士試験に独学で合格する為のテキストの”使い方”

 

いや~これこそ学習のゴールデンタイムでしたね!

ポイントは模擬試験の復習は気になったものだけでも直後にやってしまうことです。

言い換えれば、模擬試験の直後の時間は学習のゴールデンタイムに直結だったってこと。(もちろん個人差はあると思いますが…)

そしてこのゴールデンタイムは、言わずもがな本気で模擬試験を受けなければ得られないということです。

 

学習のゴールデンタイムを見逃してはいけない

 

このようにわたし自身の「勉強により一層集中している時間」=「学習のゴールデンタイム」は作られていました。

みなさんもそれぞれ自分の学習のゴールデンタイムっていうのはあると思います。

大切なのは、そのゴールデンタイムを逃さないことです。

 

「ここの論点が凄く気になるけど…まぁ…後でいっか」

もしこんな感じで気になることを後回しにして、しかも後になったらその気になったこと自体忘れてしまっていたりするならば、その成長機会の損失は計り知れないものなのかもしれないのです。

細かい部分かもしれませんが、このゴールデンタイムを逃さずやり切るのか、はたまた機会損失してしまうのかが、後になって成長具合に差をつけるのではないかと思います。

 

それぞれの学習のゴールデンタイム。

決して見逃してはいけません!!!

 

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