行政書士試験の勉強法

『学習』としての問題との向き合い方

『学習』としての問題との向き合い方

 

行政書士試験の勉強を進めていく上で、過去の試験問題や問題集の問題を解いたりすることは、誰もが行う勉強の一つでしょう。

あなたも必ず『問題を解く』という勉強をしているはずです。

今回は、その問題を解く”目的”について考えてみたいと思います。

『学習』としての問題との向き合い方

問題を解く”目的”

この視点は超重要ですよ~

 

問題を解く目的

 

11月の第二週の日曜日。時は本試験当日だとしましょう。

あなたが問題を解く目的は?

 

目的は、間違いなく正解を導き出すことです。

それ以外ありませんよね。誰もが納得出来ることでしょう。

本試験で問題を解く目的は、正解を導き出し、合格点を得ることのはずです。

 

じゃあ、行政書士試験に合格するための日々の試験勉強において、問題を解く目的はなんでしょうか?

 

正解を導き出すため?

 

いやいや、違うでしょ。

合格レベルまでの知識力をつけることが目的のはずです。

 

日々の目的は知識力の向上

 

日々の学習で問題を解く本質的な意味は、

  • 問題で何を問われているのか
  • 問題に対し自分は何がわかったのか
  • 問題に対し自分は何がわからなかったのか

これらのことを知ることのはずです。

 

こちらの記事でも同じようなことに触れています。

行政書士試験独学勉強法~いつでも「なぜ?」と思うこと~

 

「問題で何を問われているのか」を知り、試験動向や論点に対する問題としての問われ方を理解する。

「問題に対し、自分は何がわかったのか」を知り、自分の現在地や既に知っていることのおさらいをする。

「問題に対し、自分は何がわからなかったのか」を知り、自分の弱点を見極め、受け入れ、分からない部分を調べ、確認する。

これらの作業を繰り返し、総合的に自分の知識力を高めること。

これこそが日々の学習で問題を解く”目的”なのです。

 

正解不正解で一喜一憂しないこと

 

だから日々の学習として問題を解いていくその中で、出来た出来なかったことに対して一喜一憂していてはいけません。

 

言葉でいうのは簡単で。。実はこれが難しかったりすることは重々承知です。

わかってはいても、気がつけば心の片隅で”プチ一喜一憂”しちゃったりしますよね。。w

わかっていたはずなのに、つい、出来た出来なかったという表面的な部分に目がいってしまうものです。

私も経験済みですから、そんな人の気持ちはわかるつもりです。

 

でも、だからこそ何度でも自分の中で再認識していくことが必要です。

目の前の目的はなんなのか?

なんのために問題を解いているのか?

しつこいくらいこの意識を自分に刷り込ませることで、日々の学習における問題との向き合い方を正していきましょう。

そして、日々の学習における問題との向き合い方こそが、「合否をわける重要なファクターである」ということは言うまでもありません。

是非意識してみて下さい。

 

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P.S.

自分の向き合い方を計る目安として、

問題を間違ったときに

「自分の弱点を知れた」

「これでまたパワーアップ出来る」

こんなことを思えるようになったら、自分の「日々の学習における問題との向き合い方」は正しいものと思ってもいいんじゃないでしょうか♪

 

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