勉強を始める前に、
「さて、今日は何の勉強をしようかな~」
なんて考えてから勉強を始めちゃってませんか??
「そうだ、今日は民法の問題を解いてみよう。」
なんて思いつきで勉強を始めても…
『じゃあ明日は何をするの?』
『その民法の問題を解いて得た知識の復習はいつやるの?』
ということで、思いつきの勉強を重ねても、”一貫性”がないことにより、せっかくの勉強が台無しになってしまうケースはよくある話です。
覚えておいて下さい。
行政書士試験に独学で合格したいのなら、勉強の計画を立てることは超、超重要です。
一般的に言われる勉強計画を立てることの重要性。
なぜ勉強計画を立てることが重要なのか?
理由はたくさんあるでしょう。
- 目標(到達点)から逆算して考えるため
- 自分のやるべきことを明確にするため
- 自分のやっていくことを把握するため
- 昨日、今日、明日と一貫性を持たせる事で効率化を図るため
- 勉強を継続させていくため
- モチベーションを継続させていくため
etc…
これらの理由は全て正解です。
月間、週間、単日レベルで計画を立てることによって、まず、今日やるべきことがあるわけです。
まず、今日読むべきテキスト(何ページから何ページまでなど)の箇所があるわけです。
まず、解くべき問題(何ページの問題から何ページの問題までなど)の数があるわけです。
それらを積み重ねることで週間の計画を遂行し、それらを積み重ねることで月間の計画を遂行していく。
言ってしまえばその作業を繰り返した先に『合格』があるということです。
勉強計画を立てることが重要な本当の理由
このように「勉強計画を立てることが重要です」という理由はたくさんあるのですが、私が考える『勉強計画を立てることが重要な本当の理由』があります。
少し例を挙げてみましょう。
問題集一冊を購入したとします。
「なんとなく問題を解き始めた場合」【A】と
「一冊に記載されている問題全てを解くために単日レベルで解く問題数を設定した場合」【B】
【A】と【B】のどちらがいいか。
もちろん【A】の場合でも、意欲満点で1日、2日で問題集の問題を全て解ききってしまうことがダメだという話ではありません。(そのやり方がいいとは思いませんが…)
しかし【A】の場合だと、
- 問題集の問題を全部は解かなかった
- 気付いたら途中でやらなくなっていた
- 気付いたら問題集の存在を忘れていた
- 問題集を買って満足してしまっていた
なんてことになってしまう場合が多いのです。
じゃあ【B】の場合はどうでしょうか。
【B】の場合は、単日レベルで解くべき問題数が設定されています。
ということは、問題集の問題全てが解き終わる日にちも設定されているということです。
あとは、「その計画通り実行する」だけです。
もちろん、その計画通り誰もが実行出来るかというのは別の話になりますが、【A】の場合と【B】の場合では、どちらの方が問題集の問題をちゃんと全て解くというタスクを実行できると思いますか?
言うまでもなく、【B】でしょう。
勉強はけっして面白い作業ではないですから、継続させることが難しいのは当たり前です。
でもだからこそ【B】のように、
『いつまでに』やりきるのかを決めることが大事なのです。
【B】のように期日を決めることで、日々ノルマ(やるべき作業)が発生します。
これは、”ある意味”自分を追い込むという要素になります。
そうです。
勉強計画を立てるということは、自分を追い込む要素も含まれているのです。
これこそが私が考える勉強計画を立てることが重要な本当の理由です。
人間はそんなに自分に厳しくなれる生き物ではありません。
どうしても楽をしよう、楽をしようとなってしまうものです。
あなたは自分を追い込むことが出来ていますか?
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P.S.
ビジネスシーンにおいても、
「納期のない仕事は、いつまでたっても完了しない」
なんて言われます。
行政書士試験の勉強においても、一つ一つにしっかりと「納期」を決めて取り組んでいきましょう!
P.P.S.
自分を追い込みすぎること、キツキツすぎる納期を設定してしまうことはよくありません。
実現可能な設定(少しくらいの余裕を持たせて)にしていくことから始めましょう!
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