またまた、私がオススメする、というか実際に行政書士試験の勉強で使用してよかったものを紹介するシリーズ、今回は”問題集シリーズ”でございます。
もちろん自分が使っていないものをレビューすることは出来ないので、紹介できる数は少ないですが、みなさんにとって少しでも参考になれば幸いです。はい。
私が使った民法の問題集
行政書士試験の勉強において、中心となったのはやはり、テキスト、過去問だったかもしれません。
しかし、私は論点を多角的に捉えることによって、知識をより正確にするために問題集も使用しました。
それでも使った科目は民法と行政法だけです。
民法はこちら↓↓
タクティクスアドバンス。
分厚くてかなりのボリュームがあります。値段も4,000円くらいとちょっと高め。
ただ物権、債権、家族法の中でも細かく分野毎に問題が載っているので、行政書士試験に出題される法律に関しては全て網羅出来ています。
気をつけないといけない点は、行政書士試験レベル以上の問題も多数載っていること。こーゆー難しい問題に手を出してしまっていては、短期合格は遠のくばかりですからね。気をつけないといけません。
しかし、安心して下さい。全ての問題にしっかり難易度が記載されていますよ。
ちなみに私が購入した2013年度のものは、★(星)マークの数で難易度が記載されていました。
星1つが一番簡単、一番難しいのは星5つです。
私は「星が3つのものまで」と決めて、星が4つ、5つの問題はスルーを決め込み勉強しました。
そうすることでやらなければいけないボリュームもそんなに莫大な量になる訳ではないですし、この問題集自体、問題の選択肢一つのボリューム(文章量など)もそんなにある訳ではないので、比較的サクサクっと進めることが出来ました。
この問題集、値段は結構しますが、私はそれ以上の価値があると思えましたね。
私が使った行政法の問題集
続きまして行政法の問題集。
私は行政法は(民法もだったのですが)判例の理解が弱点だったりとかで。。
そんな弱点克服にも繋がった問題集がこれ↓↓
公務員試験過去問クイックマスター。
こちらもなかなか分厚いもので、値段は1,700円ぐらいですか。
公務員試験の問題集なので、行政書士試験の範囲ではない法律なんかも載っていましたが、基本的にそーゆーページはスルーです。あくまでも行政書士試験の範囲の法律だけ学習しました。
この問題集の特徴(というか公務員試験の特徴なのか)として、選択肢一つのボリューム(文章が長い)が多い問題が多いのと、判例問題が多いことです。
個人的には判例系の問題は行政書士試験より難しく感じました。
そして選択肢一つ一つのボリュームもあるので、問われ方がより細かくなっていて、否が応にも論点に対しての知識が深まるのです。(というより、深く理解しないと、確実には正解を導き出せません)
行政組織法の問題なんかも記載されていて嬉しかった記憶があります。
なぜなら私が使用した通信教育のフォーサイトでは、テキスト部分で行政組織法の情報があまりにも少なかったため、この問題集から情報を得ている感覚でした。
値段的にも簡単に手を出しても損はしない行政法の問題集だと思います。
問題集を使用する際の注意点
過去問ではない問題に触れることはとても新鮮ですし、過去問ではない問題集が自分の知識力を高める格好のツールであることは間違いないと思います。
しかし、問題集はあくまでも問題集であって、問題集の問題が解けるようになったからといって行政書士試験に合格出来るわけではありません。
問題集の問題を解いてから、行政書士試験の過去問に戻ればわかると思います。
行政書士試験の問題には、行政書士試験の”空気感”があります。これは明確に感じられるはずです。
だから試験の直前期には、過去問中心の振り返り時間を多くとるべきですし、しっかりと頭の中を行政書士試験の本試験専用の”脳”にしておくことが大切です。
問題集の役割は、あくまでも
「論点を多角的に捉えることで理解を深める為のツールである」
ということです。
是非お試しあれ!
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