行政書士試験の勉強をしていく中で、
「質を重視すべきか」「量を重視すべきか」
最近こんな質問を頂きました。
早々に結論を言ってしまうなら、、、
どっちも大事です!!!
何よりも気をつけて欲しいこと
まず、この議題で私が何よりも気をつけて欲しいことがあります。
それは、行政書士試験の合格を目指し勉強していく中で
勉強の方法(質)を無視して、闇雲に(量)をこなすこと
これです。
「何年もかけて合格すればいいや~」
という人ならば質の部分はそこまで気にせずに闇雲に量をこなしてもいいのかもしれません。
しかし、
「今年で合格するぞ!」
っていう気合いを持っている人は、本当に、本当に、注意しなければいけません。
闇雲に量をこなすだけで合格出来るほど、近年の行政書士試験はあまくないのです。
質を無視することで生じる負の連鎖
闇雲に量をこなすこと。
その行為になぜ私がこんなに危機感を促すのか?
説明していきましょう。
「多大なる量をこなす」という行為には、多大なる苦労が伴います。
そして、多大なる苦労をしながらでも多大なる量をこなしている訳ですから、そこには計り知れない努力、頑張りがあるはずです。
その努力、頑張りはあなたに”充実感”や”達成感”を与えてくれるでしょう。
当たり前です。苦労して頑張っているんですから。
それなりの”充実感”や”達成感”は味わって当たり前です。
また、その”充実感”や”達成感”が「また明日も頑張ろう」と思わせてくれる要因の一つにもなるはずです。
しかし。
行政書士試験に対する戦略性の薄い、質の伴わない勉強で莫大な量をこなしたとしても、、、
結果は無残なものになります。。
なぜかって?
行政書士試験は択一問題が多いせいで大勢の人(特に初学者の方)が勘違いしてしまうのですが、
択一問題だとしても、行政書士試験の問題は、聞かれたことに対して正確に理解出来ていないと正解を導きだすことは不可能です。
「なんとなくわかっている」ような状態では、頭の引き出しから正解をアウトプットすることは出来ないのです。
それくらいのレベルの問題が出題されています。
それくらい細かいことを聞いてきます。
それくらい難しい国家資格の試験なのです。
私は痛いほど経験済みです。。⇒デメキンの行政書士試験独学合格体験記②
そんな難しい試験なのに、、質を無視して闇雲に量をこなしていくと、、
”充実感”や”達成感”を得ていた分、その反動は大きいものになります。
模擬試験での結果や、本試験結果での不合格という烙印は、とてつもなく重たくのしかかってきます。
立ち直ることは難しいし、最悪の場合は早々に行政書士試験というものから離脱していく、諦めてしまう、ということに繋がってしまうでしょう。
だからこそ声を大にして言っているのです。
行政書士試験に短期合格するためには、勉強の質というものが、とてもとても大切なファクターなんですよ!と。
「質」×「量」=最強
しかし、勘違いしてはいけません。
勉強の質(戦略性、方法)を高める。
その質を高めたからといって、勉強が”楽になる”ってことでは、決してないんです。
「質」の高い勉強方法によって「量」をこなす。
これで初めて”最強”となるのです。
確かに「質の低い」勉強方法と比べれば、「質の高い」勉強方法のほうが「量」は必要ないかもしれません。
でもこれは、「量」がいらないという訳ではないんです。(そもそも短期合格を目指しているなら当たり前です)
「量」は大事です。
「量」を重ねて、重ねて、重ねていく。
人間はこの方法でしか成長出来ないんですから。
「質」だけ高めても成長は出来ないのです。
「量」こそが自分を成長させてくれる唯一の方法です。
質×量=最強
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P.S.
「質×量=最強」の気持ちを持って、毎日コツコツと一歩づつ前に進んでいくことでしか成長は出来ないってことですよね。
最後に野球のイチロー選手の言葉を紹介しておきます。
小さいことを重ねることが、とんでもないところに行くただ一つの道
合格という栄光を掴み取りましょう!
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