さぁ。今回は行政書士試験の合格に向けて、誰もが出くわす「何回も間違えてしまう問題」についてお話しましょう。
過去問、問題集どっちでもいいですが、そこから勉強していくという観点においては、必ず肢別に問題を解き勉強していかなければいけません。
それを大前提として話していきます。
この記事で問題というのは、イコール、「一つの肢」ですよ~
包囲網を張れ!
問題演習を3回くらいまわしてくるとよく間違えてしまう問題ってやつに必ず出くわします。
同じ問題で何回も間違えてしまう理由ってのはたくさんあると思いますが、何回も間違える一つの肢でも間違えてる箇所が複数存在してたりするので、一つを解決しても、もう一つは未解決だったりするわけです。
こーゆー問題は要チェック。
ノートにとりあげましょう。包囲網を張るのです!
3周くらいまわしたら作るノート
3周くらい一通りの問題を解いて、3回とも×がついているような問題はもう「駄目」です。
5周くらいして、3つ×がついたような問題も私は「駄目」判断をしていました。
じゃあ「駄目」判断がついた問題はどうするのか。
そーゆー問題は、問題文ごと自分でノートに書き写しちゃうのです。
それ用にノートを一冊用意して下さい。(包囲網ノートとでも名付けちゃいましょうw)
包囲網ノートの使い方
まず、
①問題文を書き写す。
②問題を解く。
次に、
③書き写した問題文の下側か右側になぜ不正解(正解)だったのか、何を問われていたのか、その問題の答え、解説、ポイント、関連条文を徹底的に記入していく。
そして再度、②と③を繰り返す。
③に関しては、どんどん追加で記入していくイメージでいてください。つまりその分のノートのスペースは最初からとっておくとよいでしょう。
分析すれば弱点は面白いくらい明確になる
実際にこの作業を繰り返すことは面倒な作業です。
単純に手書きで問題文を書き写すこと自体が手間ですしね…
しかし、3~5周くらいして×ばっかりついている問題は本試験においてもあきらかに自分の弱点となります。
ですから手間をかける必要があるのです。面倒だとか言ってる場合じゃありません。
そしてこの作業はある意味分析です。
自分の弱点を抽出する作業なのです。
この作業をすることによって、自分の弱点が明確になり、直結してその弱点を克服することが出来るのです。
一回目の抽出作業を終え、弱点を克服したら
「一回目で抽出した問題を克服できた」、と判断したら、次は「×の数が5周して2つついた問題を抽出する」ような感じで、どんどん抽出の幅を狭めていきましょう。
ここまでやってくる頃には、かなりの力が付いていることを実感できるはずです。
そして時間が経ち、忘れてくるころに再度、一回目で抽出した問題を解きなおし、自分で書いた、「なぜ不正解(正解)だったのかの理由」、「何を問題で問われていたのか」、「その問題の答え」、「解説」、「ポイント」、「関連条文」を確認していく。
再受験の方はここまでやることをオススメします。
初めての受験の方はまず民法行政法の問題を3周くらい、一通り解くところからはじめましょう。
初めての受験の方が包囲網ノートを作り出すのは、夏場くらいが目安となるのではないかと感覚的に思います。
試してみて下さい。
必ず弱点が克服出来るはずです。
【関連記事】