国家資格の試験にはそれぞれの特徴というものが存在します。
その中でも行政書士試験は結構”異質”なジャンルの試験ではないかと。。
だって謎に一般知識とかあるし。。その中に文章理解の問題とかもあるし。。。(仕事と関係ねーべってみんな突っ込んでると思う・・)
ですから最短で合格するためには、試験の特徴を理解し、勉強時間を費やす科目の比重というものを考える必要があります。
行政書士試験を独学で合格する為には勉強法はとても大切
高いお金を払い予備校に通えば、有名な行政書士試験講師の先生にいつでも効果的な勉強法を教えてもらえるでしょうし、その予備校が組んだカリキュラム通りで行政書士試験合格を目指すこととなります。
しかし!
独学となれば、勉強法は自分で考えなければいけません。
今回は、私の経験から10ヶ月間の勉強期間で行政書士試験に独学で合格する為の勉強法の基本の一つとして科目比重に関してお話ししていきます。
行政書士試験の試験科目は、
- 憲法
- 民法
- 行政法
- 商法
- 一般知識
の大きく分けて5科目となります。
この中でもポイントとなるのは絶対的に行政法と民法です。
なぜなら行政書士試験は300点満点中、188点が行政法と民法で占めているのです。
行政法+民法の188点の内訳を定義する
188点配点の内訳はこちら↓
- 【法令5肢択一】
行政法4点×19問=76点
民法4点×9問=36点
- 【法令多肢選択】
毎年の傾向として、3問中2問が行政法か民法。
1問が2点×4つ=8点、2問で16点
- 【法令記述】
毎年の傾向として、3問中3問が行政法か民法。
1問が20点で3問出題されるので60点
合計188点
※詳しい試験概要はこちらでご確認下さい。
一般知識のこと(対策)も忘れてはいけません
わかっていただけますか?
行政書士試験は、全体の6割以上が行政法と民法で構成されているのです。
そして行政書士試験の合格ラインが全体の6割の180点ですから、極端な話、行政法と民法だけ勉強して満点をとれば合格出来てしまうということです。
必然的に行政法と民法に一番比重を置かなくてはなりません。
あとは、一般知識も舐めてかかれない科目です。
なぜなら、一般知識には足きりがあるからです。。
一般知識は、4点×14問で56点分出題されるのですが、56点の4割以上得点を稼がないと、全体の点数が180点を超えても不合格となってしまうのです。
つまり最低でも一般知識で6問は正解しなければ合格出来ないのです。
まとめ
以上のことを踏まえ、
私が提案する行政書士試験に独学で最短で合格する為の勉強法としての科目比重は、
- 行政法 3.8
- 民法 3.8
- 一般知識 1.1
- 憲法 1.1
- 商法 0.2
です!!!
むしろ行政法と民法にはもっと比重を置いてもいいんじゃないか!っていうくらい。。
途中、行政法と民法以外の科目のことが不安になるとは思いますが、行政書士試験に独学で最短で合格するためにはこの比重を基本としていいと思います!ご参考までに。
この比重を基本ベースとし、途中途中でそのときの自分の現状を確かめて変更を加えるなら加えるなどしていくのがベストかもしれませんね!
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