資格試験において、「どれくらいの勉強期間(勉強時間)で合格できるのか?」
という疑問は避けては通れない道とも言えますよね。。。
初学者であれば誰でも気になるはずです。。
この記事の目次
独学で行政書士試験に3ヶ月で合格することは可能か?
まず始めに、私の立ち位置をはっきりとさせていただきます。
独学で行政書士試験に3ヶ月で合格する事は不可能です。
不可能ですよ。。無理でしょ。。
しいては、
独学じゃなくても行政書士試験に3ヶ月で合格する事は不可能である。
と思っています。
しかし!
驚くことに巷では、
「行政書士試験にたったの3ヶ月で合格する方法!」
「行政書士試験にわずか3ヶ月で受かる脅威の勉強法!」
こんなキャッチコピーのものが溢れかえっています。
なぜでしょうか?
正直、『教材を買わせたい、売りたい為の嘘』としか思えません。
(あくまでもわたくし個人の意見です。あしからず。)
一般的に行政書士試験に合格する為に必要と言われる勉強時間
近年難化傾向にあると言われている行政書士試験は、出題範囲も広いと言われています。(詳しくはこちらでご確認下さい)
そして、一般的に行政書士試験に合格する為に必要な勉強時間は600時間~1000時間位と言われています。
たまに300時間なんて意見も目にしますが、それは10年位前のまだ難化する前の行政書士試験の時代でしょう。
ちなみに司法書士試験に合格する為の勉強時間は一般的に2500時間程と言われております。
この時間と比較して考えれば、行政書士試験が『簡単だ』と言われる理由もわかることはわかりますが。。
つまり法律系初学者だとして、多く見積もって1000時間の勉強時間を3ヶ月でクリアする為には1日約11時間勉強しなければいけないということです。
少なく見積もって600時間だとしても、1日約6.6時間の勉強時間が必要だということです。
行政書士試験に3ヶ月で合格するということは、これを90日間毎日続けなければいけないということになります。
…。
これ、出来ますか?
勉強時間の捻出は、仕事や家事をしながら
人それぞれ色々な生活環境があると思いますが、『勉強だけしていればいい』という生活環境の人のほうが少ないのは間違いないでしょう。
大抵の人は、仕事をしながらだったり、育児をしながらだったり、学校の他の勉強をしながらだったりで、行政書士試験の勉強に当てられる時間は限られていると思います。
家に帰って勉強するつもりが、付き合いで飲みにいかなければいけなくなった…
仕事が忙しい時期で、最近は帰りがいつも終電コース…
子供が風邪をひいてしまって、看病しなければいけない…
こんな状況がザラに出てくるわけです。
私自身もそうでした。(よろしければ独学合格体験記もご覧下さい)
そういった生活環境で、
1日10時間以上の勉強時間を設けることは不可能ですし、毎日6時間以上の勉強時間を設けることも不可能です。
不可能なことを90日間毎日続けるなんてことはもっと不可能です。
つまり、行政書士試験に独学で3ヶ月で合格することは無理
という結論になる訳です。
それでも行政書士試験に独学で3ヶ月で合格するんだ!
それでも、独学で3ヶ月で合格するんだ!
という意気込みを持って取り組んでいる人のことを否定する気はまったくありません。
むしろ本気で応援します。何を隠そう私も数年前そうでしたから。
そして、「独学で3ヶ月で合格してやる!」って位の意気込みは、実は、合格するために必要不可欠なものの1つであることも間違いありません。
私が主催している無料会員コミュニティ『独学者の輪』にも、そんな意気込みを持った人達がたくさんいます。
「3ヶ月で合格してやる!」って本気の気持ちで挑み、合格したら「よっしゃぁぁぁ!!!合格したったでー!!!」ですし、
不合格だったとしても、「今度は1年しっかり腰を据えて本気で頑張るぞ!!」でいいと思います。
一番ダメなのは、”何もしない”ということ。
行動しなければ何も得られない訳ですから。
もし、あなたが
まだ挑戦するのか悩んでいたり、挑戦を決意したけどちょっと気持ちが揺らいじゃいそうだったり、ずっと勉強してきたけどちょっと疲れてきちゃったりしているなら。
何かのキッカケとして、どうぞご参加下さい。
お待ちしております。