世の中を見渡せば、今は色々な広告、キャッチコピーのもので溢れかえっております。
ユニークなものや、キャッチーなもの。
カッコイイものや、斬新なもの。
どれもなかなか消費者の心を上手くクスグるものですよね。
わたしは電車なんかに乗るときも、ついつい気になって中吊り広告とかを見ちゃったり、街中を歩いていても看板なんかを気にして見ちゃうタイプです。
そしてですね。
つい最近、行政書士試験関連のもので、こんなキャッチコピーのものを目にしたんです。
「行政書士試験の独学者でも何も犠牲にせず合格出来る」
何も犠牲にせず合格?
「行政書士試験の独学者でも何も犠牲にせず合格出来る」
広告としてこのフレーズが前面に押し出されていたわけではなく、あくまでも全体の一部分だったのですが。。。
こんなフレーズには吐き気がします。。
私は以前から言っている通り3ヶ月くらいの勉強で簡単に合格出来るほど行政書士試験は甘くないと思っております。
【参照記事】⇒行政書士試験独学で3ヶ月合格は無理です。
自分でも少し敏感になりすぎかな…(汗)とは思いつつも、どうしても許せない気持ちがこみ上げてきてしまうんですよね。。
もしかしたら私がもともと持っているスペックが低すぎて、「そんなに簡単なものとは思えない」という意見になっているのかもしれませんが。
それにしても、独学で行政書士試験に合格するために、自分の生活を何一つ変えず、何も犠牲にせず合格出来ますって?
嘘つくなー!チキショー!バカヤロー!
何かを得るためには何かを失う
はい、スッキリしましたww
ここからは落ち着いていきましょうw
でもやっぱり私は、「何かを得るためには何かを失う」っていう考えは一理あると思います。
「二兎を追うものは一途も得ず」じゃないですけれど、1日が24時間と決まりきっていて限られた時間なのですから、その中で行政書士試験の合格を目指すなら、勉強時間を捻出するために他の何かを犠牲にする必要もあるし、そーなっちゃうでしょ?
って思うのです。
確かに「他の全てを犠牲にして」っていう必要はないと思いますが、一つや二つはねぇ。。犠牲にしないと合格は掴み取れませんよ。甘く見てはいけません。
私が犠牲にしたもの
ここで少し、私が行政書士試験の合格を掴み取るために犠牲にしたものは何だったのかを振り返ってみたいと思います。
一つ目。
◇友人との時間◇
もともと私はお酒が好きなほうで、よく友人と外に飲みにいったりしていたのですが、この時間はなくしました。飲みに行ったとしても忘年会などの年中行事的な飲み会とかだけで、年に2回くらいとかでしたかね。飲み会じゃなくても、友人と遊びに行くって機会はこれをキッカケにほぼゼロになり、現在も継続中です。。まぁ犠牲にしたって言い方はしっくりこないですけどw
二つ目。
◇趣味の時間◇
わたしは以前からちょこちょこお話しているように欧州サッカー好きです。
【参照記事】⇒パルティード・ア・パルティード
欧州サッカーは深夜にスカパーとかでやっているんですが、深夜まで起きていてこれを見ちゃうと次の日朝早く起きて勉強することが出来なくなってしまうんです。。気合で起きて勉強しようとしても眠すぎて気付いたら居眠りしちゃうんです…だから、、我慢しました。これは正直辛かったですね~。細々と後日ネットで結果だけチェックしてました。
後は、うちは夫婦揃って映画が好きなので、スカパーで見たり、DVDを借りて一緒に見たりするのが日課だったのですが、その回数は完全に減りましたね。見たとしても土曜の夜に時間があったらたまに見るくらいになってたのかな。。
こんなもんですかね。私が犠牲にしたと思われるものです。
それでも犠牲にしなかったもの
そんな私でも”犠牲にしないように心掛けたもの”があります。
それは家族の時間。特に子供達との時間です。
基本的には仕事が休みの土日は勉強も休み。(あくまでも基本的には、ですが。。)
完璧とは到底言えなかったと思いますが、それでも自分なりに土日はパパとして過ごしていました。昼間は出来るだけ子供達と目一杯遊んだり、家族で出掛けるようにしていましたね。
だから土日の夜、少なくともどちらかの夜は子供達が寝た後はリラックス出来る時間となっていました。
妻と映画を見たり、好きなサッカーを見たり。
今思えば一週間に1日くらいこんな息抜き出来る日を設けていた事が良かったのかもしれません。こんな日があるからこそ、「よし!明日からまた頑張るぞ!」的なね。
全てを捨てられないなんて都合よすぎ
以上、私の例を挙げてみました。
どうですか。あなたは勉強時間を捻出するために何を犠牲にしていますか?
行政書士試験に挑戦すると決めて、本気で合格するぞ!と考えているなら、以前とまったく同じ生活をしながらという訳にはいきませんよ。
1日は24時間と限られたものです。
寝る時間、食事の時間、お風呂の時間、仕事の時間。
残った時間は更に限られたものになるのです。
何かを犠牲にして、合格を掴み取りましょう!
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