国家資格といわれるような試験において、合格率というものはだいたいが10%以下となります。
それは行政書士試験においても当てはまる事実です。
【関連記事】⇒行政書士試験の難易度ってどれくらい?
そして合格率というのは、その試験の難易度の目安ともなりますよね。総じて国家資格と呼ばれるものは合格率から考えても難しいものといえるでしょう。
しかし!
今回は「ただ難しい」という考察で終わらずに、「合格率から簡単に逆算し、ポジティブに何を考えていくか」というお話をしたいと思います。
ここ10年の行政書士試験の合格率は?
ちなみにここ数年の行政書士試験の合格率はどのように推移しているでしょうか?
これは一般財団法人行政書士試験研究センターから頂いたグラフです。過去10年分の合格率の推移が見られます。
申込者数が減ってきているのに比例するかのように合格率が上がっている気が……まぁそれは気のせいでしょうかww
ちなみに私が合格した年は10.1%だったんですね。
行政書士試験も国家資格ですからそんなに急に合格率が変わるってことはないと思いますから(いや、もしかしたらありえるのが行政書士試験なのかも…)、総じて5%~10%程の中で推移していると言っていいでしょう。
行政書士試験の合格率から何を考えるべきか
さて。
この5%~10%の合格率を見て何を考えるべきか。これが大事です。
ざっくり言ってしまえば、合格するのは100人いたら5人位です。(これくらいで考えましょう)
行政書士試験に合格したいのであれば、自分がその5人の中に入らなければならない。
100人中のTOP5に入る
これは簡単な事ではないでしょう。
- 100人の他の誰よりも勉強をするのか。
- 他の人が勉強していない時間を自分は勉強して差をつけるのか。
- 他の人はやっていないらしい、じゃあ自分はしっかりやるのか。
絶対評価の試験だとしてもこーゆー気持ちは大切になってくると思います。
そしてここまで頑張っても絶対合格出来るとは限らない。厳しいようですがこれもまた現実です。
それでも、合格を目指すなら
自分は100人いる中のTOP5に入るくらい勉強している
と思えるようにやる。
結局これしか自分を納得させられる方法はないとさえ私は思っています。
そしてこれくらい思えるほど勉強できたならおのずと合格という栄光も一気に近づいてくるでしょう。
ポジティブに自分をマネジメントする
しかし!
偉そうにこんなことを言っている私も、受験していたときはここまでの気持ちを保てないことは多々ありました…ww
そんなときは、
自分は100人いる中のTOP5に入るくらい行政書士試験のことを考えている
と自分に言い聞かせていました。(実際にそれくらい行政書士試験のことを考えていましたが)
私の経験上、資格試験の勉強で非常に重要だと思うのが実はここの部分です。
TOP5に入るくらい勉強が出来ていない=合格出来ない
とネガティブに考えるではなく、
勉強は出来ていないかもしれないが、TOP5に入るくらい行政書士試験のことを考えている、
と自分の都合のいいように転換してポジティブに考えることが非常に重要なのではないか、ということです。
なぜなら長い長い勉強期間の中には挫けそうになる出来事がいっぱいあります。
それを毎回乗り越えて前に進まなければいけない。その”前に進むメンタル”を持たなければいけないのです。
そのためには、無理矢理でも自分の気持ちをポジティブにしていかなければいけないということ。
これは人によっては簡単ではないことだと思いますが…
ポジティブな気持ちで勉強を継続するためのコツもたくさんあると思います。例えば、
- 勉強を継続させるための無理のない勉強計画
- 習慣化させることで勉強時間0分をなくす方法
などなど。
関連記事⇒「勉強計画を立てることが大事な本当の理由」、「【行政書士試験】勉強を習慣化させよう~モチベーション維持について~」
むやみやたらに勉強をするのではなく、自分の弱さを認め、自分をマネジメントすることも大切だということです。
頑張っていきましょう!
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