デメキンの雑談

行政書士試験の再受験者に送る基礎、基本、軸。

危険度は

 

行政書士試験を再受験しようとしている人は、初チャレンジの人と比べて、スタート地点から勉強時間、本試験の受験経験という点で上を行っていることは確かです。

しかし、再受験者ならではの、気をつけなければならない点が意外と多くあったりします。

私が嫌と言うほど経験した…再受験者の注意喚起シリーズです。

再受験者が陥りやすい罠

 

再受験者が思う「そんなの知ってる」

 

行政書士試験の再受験者の方なら、一度は思ってしまったことがあるのではないでしょうか。

過去問を見て。

頻出条文を見て。

「そんなのもう知ってる」

 

実際、私も二回目の再受験のとき

「こんなのもう知ってるわ」

「そんなことよりもっと深い知識を~~~」

こんなことを思っていました。

 

でも、ですよ。

果たして本当ですか?

本当にもうわかっているんですか?

ということです。

 

再受験者は決して上級者では、ない。

 

いくら初学者に比べて、勉強時間を重ねている、本試験経験があるといっても、勘違いしてはいけません。

不合格だったのですから。

再受験者も初学者も立っているラインは一緒なのです。

再受験者だからといって、行政書士試験上級者ということではないのです。

この部分を勘違いしてしまうことは、はっきり言って、再受験者が初学者よりも成長速度を遅らせることになってしまいます。

ましてや、

「そんなのもう知ってる」

と思った基本的な部分を本試験で間違えていたのなら、、、

根本的に考え方を見直す必要があると思います。

 

基礎、基本、軸

 

イチロー選手が手前で急激に変化するボールに瞬時に反応して、ヒットを打つ事が出来るのは何故でしょうか。

小さい頃から素振りという基本的な作業を続け、身体の”軸”を鍛え、日々その作業を繰り返し、自分の感覚をトップレベルで研ぎ澄ましているからでしょう。

だからこそ急激な変化にも対応が出来るのです。

事実、イチロー選手も

小さいことを重ねることが、とんでもないところに行くただ一つの道だ

と言っています。

 

スケートの浅田選手はなぜあんな華奢に見える身体で、何回転ものジャンプが出来るのでしょうか。

それは小さい頃から基礎的なジャンプを練習することで、身体の”軸”をしっかり鍛えているからこそ成せる技ということです。

だからこそ身体の軸をブラさず、空中であれだけの回転を行えるのです。

 

この事実から私たちが学ばなければいけないこと。

それは、

基礎、基本を大切に重ねていくことで、しっかりとした”軸”が出来上がり、そこから初めて応用力が付いてくるということです。

再受験者のみなさん、

あなたは自分が行政書士試験の基礎、基本、軸をしっかり持っていると胸を張って言えますか?

 

持っていないことは決して恥では、ない。

 

勘違いしなくて大丈夫です。

再受験者だからといって、基礎、基本が身に付いていないということは決して恥ずかしいことではありません。

というか、基礎、基本がしっかり付いている人が合格するのであり、不合格だった人はだいたい基礎、基本を疎かにしていることが多いのです。過去の私がまさに、まさにこれでした…。

 

大切なのは、この事実をいち早く受け止め、理解し、改善するための行動をすることです。

 

気をつけましょう。

一度、「完全に覚えた」と思っていた基本的な部分も数ヶ月確認しないでいると「完全」という文言は消え去っているものです。

基本的な部分はしつこい位繰り返し覚えていく作業をすること。

それが自身の成長速度を早め、合格という栄光へと導いてくれるのです。

 

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