以前にもお話ししました。
いわゆる「過去問を制するものは資格試験を制する」シリーズです。
【参照記事】独学者は過去問をどれくらやればいいか?の答え
何度も言うには訳がある。
過去問の捉え方は大事なのである。
さぁ!独学者に届け!
合格する人の姿勢
行政書士試験の過去問は、ただ闇雲に解いていってはいけません。
過去問を解く際には注意して見ていくポイントがあるのです。
それなのに、過去問を「何年分、何回解いた~」みたいな話しをしてしまう。。
やめましょう。無意味です。
正しい勉強の仕方ではなく、ただ闇雲に過去問を解いた回数など何回あっても無意味なものです。
「過去問を解くこと」、そして「過去問を学習することが重要」と言われる本当の意味は、
過去問から試験の頻出論点を知り、試験での問題の問われ方を知り、その試験の問題構成を知ることです。
それらを知ることで、その対策として勉強をしていく。
これが合格する人の姿勢です。
そしてこの姿勢で勉強を進めていくと過去問から行政書士試験そのものを紐解くことが出来るということに気付きます。
過去問から行政書士試験を紐解くべし!
よく難化傾向だ~難しくなった~とか言われてますが、、、
行政書士試験って出題範囲(法律)は決まっていて、過去問は公開されているんですよ。
未知の敵(行政書士試験)と闘う訳ではないのです。
例えば、
行政書士試験には各科目ごとに毎年といってもいいほど出題されているマストな論点、条文箇所が存在しています。
こんなマストな論点に対してはたくさんの時間を費やす価値があります。
他の問題集、模擬試験問題など様々な角度から勉強することで知識を確実に自分のものにする必要があるということです。
また、よく出る条文に関しては当たり前ですが、読み込みの回数も増やすべきです。
そして、よく出る条文を把握することでまだ出題されていない条文や今後出題されそうな条文までを把握することも出来ます。
そして、行政書士試験も生身の人間が問題を作成しております。
行政書士試験センターのホームページに作成者の名前も普通に載ってますよね。
生身の人間が作るということはそれなりの癖なんかも出てくるはずです。
行政法の行政不服審査法の問題はこーゆー問われ方が多い、とか。
民法の債権法のところはこーゆー問われ方が多い、とか。
行政書士試験問題の”癖”みたいなものが見えてきます。
こういった視点から行政書士試験の過去問を見ていくこと。
これぞまさに本質的な”試験傾向”を読み取るということじゃないでしょうか。
そして、こういった行政書士試験の「問題の問われ方」を知ろうとする意識は
確実に論点の本質的な理解に繋がり、
確実にあなたの知識力の向上に繋がるでしょう。
まとめ
過去問を学習するにあたって
こんな視点を持ち、
行政書士試験というものを紐解くことによって、
色々な部分が明確化されてくるのです。
明確化されることによって
その対策としての学習を進めていく。
これこそが、
行政書士試験の過去問との本質的な向き合い方であり、
行政書士試験の過去問の本質的な捉え方ということなのです。
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