わたしが受験期に大切にしていた言葉があります。
それは、
「試験会場では100個のあいまいな知識より、10個の確実な知識の方があなたの助けになる」
という言葉です。
実はこれ、
LECの横溝先生がおっしゃっていた言葉なんです。
はい。受け入りです。ごめんなさいww
大変いい言葉だったので、受験生のみなさんにわたしが拡散できれば!という考えで使わせてもらっておりますw
この言葉に出会い、痛感した
わたしはこの言葉に2回目の受験の直前期に出会い、そのまんまのことを直後の2回目の受験で痛感したのです。
記述の問題でした。まさにあいまいな知識により泣かされたのです。。
詳しくはここで書くとまた長くなってしまうので、下に載せておきます。
【参考記事】⇒独学合格体験記
では、なぜ10の確実な知識が10倍の量となる100のあいまいな知識より試験会場で自分の助けとなるのか?
受験期に身をもって痛感したわたしなりに解説していきましょう。
100のあいまいな知識の落とし穴
まず、知識が確実についていれば、その確実な知識を自分で応用して考えられるということです。
試験会場で難しい問題にあたったとしても、その問題に出ている条文、判例自体はしっかり理解出来ているとしましょう。
そうすればそこから建設的な思考を巡らせられるじゃないですか。
それに比べ、難しい問題にあたり、問題に出ている条文、判例自体の知識もあいまいだったとしましょう。
断片的にはわかるところもあるけれど、全体的にあいまいな感じ。
この状態じゃ、結局は一か八か、鉛筆転がして正解選ぶようなもんですよね。要するに博打みたいなもんです。
そして何が怖いかって、運よくこれで正解になってしまう場合もあるんです。
これで、「正解だったからいいや♪」で済ませてしまうと必ず後で痛い目に遭います。。
こんな博打手法で合格出来るほど行政書士試験は間単には作られていません。
逆に確実な知識からの建設的な思考で間違ったとしましょう。
そうすれば途中までは正しかったのに最終的にどこで間違ったのか、どこが分からなかったのかが明確にしやすいので、間違った部分を把握しやすい。
これは非常に生産的で理解のスピードも格段に早いですね。
あいまいな知識から間違った場合とは比べ物にもならないのは一目瞭然です。
あいまいな知識が起こす負のスパイラル
また、あいまいな知識が試験会場で役に立たない、負の連鎖を巻き起こす大きな要因があるんです。
何かと言うと、知識があいまいですから、判断が鈍るんですよね~
あっちかもしれない、こっちかもしれない。。
一度5番と決めた解答を消して、やっぱり2番だ!(結局こーゆーときって正解は5番だったりする…w)なんてこともザラ。
こんな風にしていると、一問に対して時間を使いすぎてしまい、簡単に正解を導ける問題に時間を使えなくなってしまう、最悪の場合時間がないという焦りから本来なら正解できた問題を間違ってしまう。。
こんなことになるのです。
無駄にあいまいなたくさんの知識があるってことの怖さをわかっていただけましたか?
10の確実な知識をつけましょう
わたしはなにも10の確実な知識で合格出来ると言っているわけではありません。
そりゃ100の確実な知識を持っていたほうがいいに決まっています。
大切なのはしっかりと知識をつけていきましょう!ということです。
問題は肢別に解いて勉強していかなければいけません。
その中で不正解だった場合は、なぜ、どこが不正解だったのかを考えること。
問題を解き正解だったとしても、なぜ、どこが正解だったのかを考え直すこと。
こういったことの積み重ねが確実な知識を作り、本試験会場であなたの助けとなってくれるのです!
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