この行政書士試験独学合格体験記もNO.7まできました!
いよいよ第二回目の本試験、本番です。
いよいよ第二回目の行政書士試験本番
本試験の当日はかなり不安な気持ちを抱えつつ、、試験会場に向かったのですが。。
いざ始まってみると試験の最中は程よい緊張感の中、思ったよりスムーズに問題を解くことが出来ていました。
やはり第一回目を経験していることや、何回も受けてきた法律資格・公務員試験のスクール【伊藤塾】の模擬試験での経験が活かされていたのでしょう。
第一回目の行政書士試験本番と比べるとかなり落ち着いていました。
「いける!これはいけるぞっ!」
心の中ではこんな気持ちでリズムよく問題を解けていた為、あらかじめ練っていた時間配分よりもかなり早く問題を解けていました。
しかし。
法令択一で1問、多肢選択で1問、記述で1問の計3問で躓きました。
「最後に考えよう」と問題を残しておいたのです。
そして一通り問題を解き終え、いよいよ残しておいた3問をやり切ろうとなったときは残り時間20分くらいの状態でした。
これは時間的には決して厳しい状況ではなかったのですが、問題はこの残りの3問がまったくわからないというわけではなく、自分の知識があいまいな状態だったということです。
知識があいまいな状態だと「優柔不断」になりやすく、そこから問題を解くリズムを狂わせやすいのです。
このときの私は正にその状態に陥ってしまい、とてもあやふやなままこの残した3問をなんとか解ききり、第二回目の行政書士試験を終えました。
第二回目の挑戦を終えて
残しておいた記述の問題は今でも忘れません。
行政法の判例としてはメジャーどころの問題で、答えは「形式的当事者訴訟」のことを書かなければいけなかったのですが、あいまいな知識だった&焦ってテンパってしまった私は「実質的当事者訴訟」と書いてしまったのです。
試験が終わって会場を出て即効スマホで調べて、間違えたことを確認。
記述問題ですし、根本のところを間違えて記述しているからこの時点で-20点確定の可能性大・・・
もの凄く落ち込みました
他は悪い出来ではなかったのですが流石に-20点くらったら厳しいだろ・・・という感じです。
試験会場の外を出ると雨が降っていました。
なんとも言えない、気持ちの整理もつかないまま、どんよりとした天気と同じような気持ちで家路についたのを覚えています。
家に着いてもとにかく落ち着けなかったので、各予備校が出している解答速報はその夜のうちに確認しました。
解答速報!自己採点の結果は…
案の定。。。
記述の問題全てで高得点を獲れていればギリギリ合格もありえるか?といった感じ。
しかし、私は記述の問題1問が0点の可能性もあります。残りの記述の問題も満点が獲れている可能性はなく、むしろあまりいい内容ではないといったものでした。
総じて判断すると、、、
「不合格」はまず間違いない結果でした。。。
悔しかったですねー
とにかく、悔しかった。
何もかも嫌になるという気持ちももちろんあったのですが、それよりなにより悔しかった。
ただ、これから先のこと、つまりまた挑戦するのかとかは何も考えられず、11月の残りの日にちを過ごし、12月を迎えました。
経験したことがある人ならわかると思うのですが、行政書士試験は合格発表がだいたい翌年1月の最終週とかになるので、本試験からの2ヶ月ちょっとの過ごし方が凄く難しいのです。
なんともあやふやで煮え切らないまま過ごしていた2012年の冬の出来事でした。。。
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