今回は行政書士試験合格に向けての勉強計画のお話をしたいと思います。
例えば、今から勉強を始めるとして、来年の行政書士試験までは約11ヶ月という期間があります。
そしてこの11ヶ月という期間は全ての人にとって平等となりますよね。
じゃあこの11ヶ月を「どのように使っていくのか」ということが重要となる。
ここまでは誰でもわかることと思います。
そして今回私がみなさんに聞きたいのは、11ヶ月間フルで集中して勉強を続けられますか?ってことです。
「出来ます」
と言われてしまうと、もう何も言えませんww
目標達成する力を持っている強い人間だなぁと尊敬してしまいます。
しかし大半の人は「11ヶ月間もフルで集中して勉強する毎日」ってのは想像出来ないのではないでしょうか。
それもそのはず、試験本番までの直前期となる1ヶ月と今のこの時期の1ヶ月では集中具合(本気具合)に差が出るのは当たり前でしょ。ってことです。
勉強計画は余裕を持って立てるべき
私なんか絵に描いたような”弱い”人間ですから、受験中なかだるみもしまくりましたし、もちろん勉強しない日もたくさんありましたし、お酒に負けて勉強しない日もたくさんありました。
まぁだから合格までに3年かかったわけですが…まったく自慢出来る話ではありませんね(泣)
ただ、人間とはそんなに強い生き物ではないということを前提に話すと、「なかだるみ」も「勉強する気が起きない日」なんてのもすべて当たり前、想定内って考えるべきだと思うのです。
だから最初から1週間まるまるビッチビチで勉強計画を立てるようなことはやめましょう。
自分を追い込みすぎて、自分のことが嫌になるのが落ちです。私はこの状態を何度も経験しました。
余裕を持って「これくらいはこなせるな」くらいの計画の方が、計画をこなすことによって得る達成感というものを重ねていけるので、勉強が楽しくなる可能性大です。
1週間の計画だとしたらあらかじめ1日~2日は空白にしておいて、計画通り勉強出来なかった部分を取り返せる日を設けておく位がいいと思います。
それぞれの期間に役割を与えて考える
11ヶ月という期間で例えるなら、自分のペースで走るマラソンを続けて、ラストスパートは猛ダッシュで走りきる!って感じですかね。
最初お話ししたとおり、11ヶ月という期間の中で、最初の1ヶ月と最後の1ヶ月の自分の本気度は変わってくると思いますし(変わって当たり前)、その期間はそれぞれの役割を持っていると思うのです。
大きく3つくらいに分けてそれぞれの役割を考えてみてはいかがでしょうか。
ざっくり言えばこんな感じで大きく「初期」「中期」「直前期」といった感じでしょう。
初期は最初の5ヶ月、中期はその後の3ヶ月、直前期はその後の3ヶ月ってとこでしょうか。
初期と中期はマラソンですよ。とにかく走り続けることが大事。
正直楽しさを感じられないこともあるし、たまには歩くのもOK。でも止まって、やめてしまうのはNGです。とにかくほんの少しでも続けて前にすすむこと。
特に初学者の人は最初の「初期」の段階はツライと思います。
なんのこっちゃ…っていう状況で勉強を続けることも出てきますからね。ここを頑張って乗り切りましょう。なんといっても基礎が結局は一番大事です。
そして一度基礎を身につけてから、次の期間「中期」の応用力のところで…また躓きます。。
「難しい…」と感じるでしょう。全然力がついてないじゃん…なんて自己嫌悪は駄目ゼッタイ!
そして、直前期。ここからはマラソンでも速度を上げていく時期です。終盤の1ヶ月は猛ダッシュ!
一度は何度も勉強したところでも忘れているところは多々あるもんです。
しかし、そういったもの全てを潰していく、総おさらいの時期です。やはりなんと言ってもこの時期が一番力がついていくことを実感できると思いますし、一番集中力も増してくる時期だと思います。
この直前期でいい猛ダッシュをするために初期と中期のマラソンがあるのかもしれません。
あっ最後にいい例えが思いつきました。
「走り幅跳び」ですよ!
助走を「タッ、タッ、タッ、タッ、タッ」としていき
最後に「タタタッ」と勢いをつけて、
ジャーンプ!!!
そんな感じww
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PS.
初期と中期と直前期の繋ぎ目では、必ず試験形式で過去問を解くとか、どこかの模試を受けるとか、いわゆる中間テスト的なものを行うことをオススメします。
だいたいは散々な結果になるわけですが、それが本番へのいいデモンストレーションとなり、その時々の課題を見つける大切な作業となるのです。