私は予備校などには通わず、独学で行政書士試験に合格しました。
テキストや過去問集は通信教育のフォーサイトさんのものを購入し、自分で勉強しました。(もちろん他の問題集やら六法やらは別に書店で購入してます)
今になってこの方法が良かったのか悪かったのを考えたとき、結果的に合格までたどり付けているので良かったとは思っています。
しかし。
独学ってやつはなかなか簡単な道ではありませんわな。。
この記事の目次
行政書士試験、独学のメリットデメリット
世間一般的に言われる独学のメリット・デメリットは、以下のような感じでしょうか。
メリット
- お金がかからない
- 自分のペースで好きなときに勉強出来る
デメリット
- 教材を自分で選ばなければいけない
- わからないときにすぐ質問が出来ない
私なりに一つ一つ考察してみます。
行政書士試験に独学で挑む費用
- お金がかからない
ん~~~のっけから。。これはどうでしょうww
予備校に通い1年で合格した人と、独学で5年かけて合格した人で、かかった費用を比べてみたらどうなんだろう?ってことですよね。下手したら独学の人の方が費用がかかってる可能性はあると思います。。
参考までに私は3回の受験で合格するまでに、通信教育のフォーサイト、他問題集、六法、予備校の模試、受験代と合わせて大体10万円くらい使ったのかなぁと思います。(あくまでもざっくりと計算してみての値段です)
【関連記事】私が行政書士試験に独学で合格するまでにかかった費用は?
もちろん独学で1年間で合格するならば、その間にこなせるテキスト、問題集の量を考えても確実に独学の方がお金はかからないと言えるでしょう。
行政書士試験に独学で挑む勉強時間の確保
- 自分のペースで好きなときに勉強出来る
私的には、これはメリットという言い方が正しいのかな?という感想です。
なぜなら私は決められた枠(時間)で勉強出来るならば、その方が集中しやすいタイプだからです。
ただ、仕事をしながら・家事をしながらという環境で、決められた時間に予備校に通うことは難しい人が多いと思います。私もそうでした。
そういう人からすれば、確かに自分のペース、時間で勉強が出来るのはメリットと思えるでしょう。しかしこれは正確に言えば、自分の環境でも試験勉強は出来る、始められる、ということであり、メリットと呼ぶのは少し違和感を感じます。
そして大体の場合、「自分のペース」=「自分への甘え」となって表れてしまうものです。
合格するには、ここにどう打ち勝ってくのか、という強い気持ちと自分なりの工夫が必要です。
この強い気持ちと自分なりの工夫というのは、予備校に通う人にも独学で勉強する人にも必要なものです。ただ、独学で勉強する人の方が予備校に通う人よりも厳しい環境になることは間違いありません。
行政書士試験に独学で挑むテキスト問題集
- 教材を自分で選ばなければいけない
最短で合格を目指すならこれはデメリットとなるでしょう。
正直、しっかりした会社から出されている(その基準はよくわかりませんがww)テキスト、問題集であれば何を使ってもそんなに変わらないと思います。
ですから、それをいちいち選んでいたり、試してみたりする時間はできるだけなくしたいものです。
だったら予備校などで用意されたもの、指定されたものを使うがベターだと考えます。
行政書士試験に独学で挑む質問相手
- わからないときにすぐ質問が出来ない
結局はこれが一番のデメリットと言えるのではないでしょうか。
そして独学で行政書士試験に合格することを目指している人は、ここを一番不安に思っていることでしょう。
私は購入した通信教育のフォーサイトに講師の先生に質問出来るサービスが付いていたのですが、正直一回も利用しませんでした。
やっぱり対面で顔と顔を合わせて会話をする形式、もしくは空間を一緒にして疑問点を解決出来るような形式じゃないと、手間に思ってしまってなかなか難しいのかなと思います。
私の場合は、この部分を解決するためにインターネットで色々調べたり、足を使って無料講義に出向いたりとしました。ただインターネット上で出回っている情報には気をつけなければいけませんね。間違った解答を覚えてしまったりしたら大変ですから。
【参考記事】⇒行政書士試験独学勉強法~無料講義のススメ~
つまりこの部分を独学者が乗り越えるためには、自分で色々と調べるという習慣を身につけることが必要でしょう。
今になって思えばSkypeとかで講師の先生がいつでも質問を受け付けてくれるサービスとかあったら便利なのになぁとか思います。実は私が知らないだけでそーいったサービスもあったりするのかな。。
以上、世間一般的に言われている独学のメリット、デメリットというものについて私なりに考察してみました。
みなさんにとって少しでも参考になれば幸いです。
にほんブログ村
デメキンからの応援メッセージはこちらからご覧下さい!
クリックしていただけると記事更新の励みにもなります!