独学で行政書士試験の勉強を始めたばかりでは、感じられないことってあります。
だって、
「合格するためには、勉強の方法が大事です」
って言われても、
「へぇ、そうなんだ」
くらいにしか思わないでしょう?
よくても、
「確かに、そーだよね」
って思うぐらい。
でも、これが”普通の人”だと思います。
その他大勢の人
あなたがもし、超一流大学に現役合格しているような人だったら勉強の方法とか、その作法は既に心得ている人でしょう。
いや、別に超一流大学を出ていなくても、心得ている人は、心得ているでしょう。
しかし、世の中の人口を考えても超一流大学を出ている人、もしくは勉強の方法、その作法を最初から心得ている人なんて、ほんの一握りです。
大半のその他大勢の人は超一流大学なんて出てないし、勉強の方法なんて知る由もないでしょう。当たり前です。(私もその大半の中心にいました)
だから行政書士試験の勉強を始める段階で、「どんな戦略を練って」、「どんな勉強計画を立てて」、「どんな勉強の方法で進めていくか」、なんてことを考えるわけないんです。
大体の人は、さらっと試験の内容を把握して、とりあえずテキストとか過去問集とかを買う。
そして、とりあえずテキストを読み進めてみる…
こんな感じでしょう。
何度でも言う、独学の怖さ
結局は、これが”普通”だと思います。
行政書士試験に1年で合格出来る人の割合、行政書士試験の合格率を考えても、初めて行政書士試験の勉強をスタートさせるときは、大抵の人がこんな感じでしょう。
だからこそ、私は声を大にして言っているのです。
行政書士試験に合格するためには、勉強の方法が大事だよ!って。
そして、一番やっかいであり、気をつけなければいけないのは、再受験者のみなさんです。
正直言って、
「頑張っているのに不合格を重ねてしまっている」
こんな人の多くは、”勉強法に問題がある”場合がほとんどでしょう。
しかし。
独学だとつい、視野が狭くなり
「もっとやらなきゃ」
「もっと頑張らなきゃ」
って具合に、頑張るベクトルが間違った方向に向いてしまいがちなんです。
そして、、
一度間違った方向にベクトルが向いてしまうと、軌道修正が難しい。
独学者とはその名の通り、”独り”な訳ですから。
違ったベクトルのまま頑張り続けて、何年もの月日を重ねてしまう。
こんなの全然あり得る話しなんです。
これが”独学の怖さ”ってやつです。
再受験者への警笛
そして再受験者のみなさんは、何度も行政書士試験に挑戦していくうちに、たくさん勉強時間を重ねているはずですから、知識は断片的であったとしてもたくさん付いてくるでしょう。
目を通した範囲も、かなり広くなってきているはずです。
この状況は決して悪いという訳ではないですが、怖い状況です。
なぜなら、この積み上げてきた年月と、目にしてきた知識たちは、あなたに”プライド”というものを植えつけるからです。
わかりやすく言えば、変な自信を持っちゃうってことです。
でもね。
厳しいことを言いますよ。
不確かな知識を断片的にたくさん持っていてもなんの意味もないですよ?
たくさんの年月勉強してきてるとしても、結果が不合格だったのなら立っているラインは他の受験者(初学者)と何ら変わりないですよ?
そもそも、受験者は受験者です。受験者に初心者も中級者も上級者もないですよ?
そんな余計なプライドが合格証の発送を遅らせているんですよ?
再受験者の人で、ちょっとでも自分が「当てはまるかも」って思ったのなら。
思った今こそが変われるチャンスです。
大丈夫です。
私もまったく同じ状況だったんですから。
あなたも必ず変われるはずです。
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P.S.
私が変われたキッカケは、予備校の模擬試験であり、その後の無料講義でした。
これは皮肉な事実ですww